JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
上司も女の子には優しくて、私はお姫様気分でゴルフを楽しむことができた。
9ホール終えたところで、昼食休憩。
ササッと食べ終え、化粧直しに立ち上がると、席の遠かった倉坂さんも立ち上がった。
私の少し後ろをついてくる倉坂さん。
何?
何?
期待しちゃうんですけどぉ。
「連れション~!」
トイレに入る私を流し目で見つめながら、ニヤリと笑った。
「ついてこないでくださいよ~」
「口紅つけんなよ。どうせ取れるから」
「え?」
「何、本気にしてんの?相沢、エロすぎ~!」
私は、心臓がバクバクして、どうしようもなかった。
トイレに駆け込み、個室の中で深呼吸をした。
もうっ・・・・・・
倉坂さんのばぁか~!
今からキスするのかなって、期待しちゃったじゃん。