JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
私達は、何事もなかったかのように、みんなの元に戻った。
酔っ払った上司達は、ほんのり赤い顔をして私達を冷やかしながら、盛り上がる。
「倉坂ぁ~!うちの相沢に手を出すんじゃないよ」
「お前は、社内の女子全員食っちゃうんだろ~」
私は、体も心も、もうトロトロだった。
ゴルフどころじゃない。
倉坂壮志。
あなたの気持ちが知りたい。
どうして、私を求めるの?
どうして、キスだけするの?それ以上求めないのはなぜ?
さっき言おうとしてくれたこと。
“俺のこと・・・・・・”の続きは、何?
俺のこと、どう思ってる?
俺のこと、好き?
そう言おうとしてくれたんじゃないの?