狂愛。
「好きでもないのにそんな事いったら
みんな期待しちゃうよ。」
「何言ってんだ?俺はお前しか
興味ない。お前が好きだ。羅魅」
「私、雨の日は、今日の事思い出して
迷惑かけるし、寒いのは過去を
思い出して迷惑かけるよ?」
そんなよ、嫌に決まってる。
「んなの、全然大丈夫だ。それより
お前の気持ちだ。」
「そんなの…好きだよ。」
「じゃあ決まりだ。」
統夜がニコッと笑った後、私に
優しく唇を重ねた。
「ふっ……ん……」
優しかったのがだんだんと深くなる
「ふっ……ふん……と、……やっ……」
やっと開放されたと思ったら
統夜は私を抱き上げた。