狂愛。




それから、いろいろと済ませて、




現在は家にいる。



リビングには不機嫌な統夜が座っている






「はやく話せ。」




キッチンでコーヒーをいれていた





私は急に声をかけられて、




びっくりしてしまった。




私がコーヒーをもって統夜の所に行くと




統夜はすぐさま私を自分の膝にのせた





もう慣れた私は喋りだす。




「あのね。私ずっと統夜に頼ってばかりは
嫌なの。だから、バイトさせて?
統夜の会社では手伝ってるだから
お金は貰えないでしょ?」




私が統夜を見て言うと、




真剣な顔をしと統夜が言った。




「なら、羅魅は俺の会社で雇う。
仕事も蒼斗の次にできるし、
そのほうが俺安心だ。」




「でも、それじゃあ結局、統夜に
頼ってる事になる。それじゃあ」




「俺は身内だろうが仕事は仕事で
切り分けるタイプだ。
いくら羅魅でも、失敗したら
怒るに決まってんだろ。」



「そっか。わかった。夜と休みの日
に出勤するね。高校もあるから」


「あぁ」
< 85 / 89 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop