notebook 1
私は彼の部屋にあった煙草に火をつけた。
彼も私も煙草は吸わない。
ではこのタバコは誰のものか。
答えは簡単だ。
「彼の浮気相手のモノ」だ。
あの女は何を考えて煙草をこの部屋に置いていったのだろう。
彼に『私』という存在がいるのを知っていながら。
まぁ良い。
あの女が彼に会うことは二度と無いのだから。
私は火をつけた煙草を口にくわえた。
「……まっず」
こんな有害な煙を体内に取り入れるあの女を……
私という友人の彼氏と平気で関係を持つあの女をさっぱり理解できない。
『許せない』なんて言葉は言わない。
浮気させた私、浮気した彼が悪いのだ。
彼も私も煙草は吸わない。
ではこのタバコは誰のものか。
答えは簡単だ。
「彼の浮気相手のモノ」だ。
あの女は何を考えて煙草をこの部屋に置いていったのだろう。
彼に『私』という存在がいるのを知っていながら。
まぁ良い。
あの女が彼に会うことは二度と無いのだから。
私は火をつけた煙草を口にくわえた。
「……まっず」
こんな有害な煙を体内に取り入れるあの女を……
私という友人の彼氏と平気で関係を持つあの女をさっぱり理解できない。
『許せない』なんて言葉は言わない。
浮気させた私、浮気した彼が悪いのだ。