目と目が合うとき。
放課後、私は鞄を片手に科学準備室にはいる。
ドアを開けるとそこには前髪をダルそうに掻きあげ
窓に寄りかかり煙草を吸うあいつがいた。
そして、こちらに気づき煙草をしまい近づいてきた。
「よっ!来たな。」
「先生、私、プリント提出しましたけど?」
「ふーん。知らねー。」
そう言いながら私の腰に腕をまわしてくる。
「やめてください、先生。セクハラです。」
私がそう言って押し退けようとすると、
その腕を掴み、キスをしてきた。