犬彼の隣で
部屋について電気を点ける。


『ご、めんね!まって!』
ニーハイの脱ぎにくいブーツを履いてしまってるからか、玄関で慌てる私。


だって!後ろには良輔が待ってるんだもん。


静かな部屋に良輔の息をする音だけが
響いて、なんだかドキドキする。
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