ブナイレンアイ

ふと、下にある暖かい感触。


「キャ!先輩?!」


先輩が私と地面の間に倒れていた。私の前にいたはずなのに、後ろに…


「ケガ…ない?」


「はい!それより先輩は?!すみません!!大事な時期なのに…」


「俺が勝手にしただけだからさ、気にしないで?」


先輩はニッと笑った。


「とりあえず、落ち着こう、ね?」
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