ブナイレンアイ
私の体は震え出す。
バン!
突然開かれた扉。
駆け込んで来たのは、カナト。
「ユナ!?なんだよ…それ。突然担任授業放棄するし、ユナ帰ってこないし…それで来て見たら…なんなんだよ!」
カナトは私の姿を見て、近くにあったイスを蹴り飛ばした。
全部、私が悪いんだ。私がこんな姿だから。
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
「ちょっと先輩!落ち着いて下さい!」
カオルくんが止めに入り、カナトは少し落ち着いた。