ブナイレンアイ
次の日から、私は行動を始めた。
愛する人の為に…
前に交換してあった玲華さんの電話番号のボタンを押す。
大きく深呼吸して受話器を耳に当てると、すぐにでた。
「もしもし?」
「こんにちは。春原です。これから、空いてますか?大事なお話しがあります。もし、空いてたらこの間のカフェまで来てください。待ってます」
一息にそこまで喋る。
「はい。わかりました。1時間後で大丈夫ですか?」
私は肯定の返事をすると、家を出た。