ブナイレンアイ

「お前チャリだったよな?春原送ってやれるか?」


私の帰りの心配までしてくれている。

「はい!大丈夫です」


「頼んだ」

部長はそのまま去って行った。


後1限残ってるんだよね…なんとなくコウのいるこの教室にはいずらかった。

そんな私の心情を知ってか知らずか藤野くんは私に提案してきた。


「サボるか‼︎‼︎」
< 44 / 252 >

この作品をシェア

pagetop