ブナイレンアイ

「なんでですか?!」

「ダメなの?カナトはいいのに?」

「いえ…そういうわけじゃ…」

「じゃ、決まりー」


すると一瞬間が空いて、ハルキ先輩が真剣な声で話出した。

「今日さ、コウが部活出なかったのは知ってるよな?」

「はい」

私は背筋を、伸ばして座った。

「もうカナトからとかも言われてるかもしれないけど、ユナちゃんのせいじゃないよ?」

「はい…きっとコウはバスケしに戻って来ますよ」
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