ブナイレンアイ

「俺…か?」


「迷惑…ですか?」


「いや…そんなことはない」


「なーんで、マサなわけ?マサのこと好きになったとか?」


「っ!違いますよ!」


ハルキ先輩に言われて顔が熱くなった。そうか、私が誘ったってことになるのか…


だから…カオルくんがニコリともせず、鋭い目付きで私を見ていたことに、気がつかなかったんだ…
< 75 / 252 >

この作品をシェア

pagetop