ブナイレンアイ

「ああ。俺もそう思う。じゃあなんで?」


「切れちゃったやつ、今繋ぎ合わせてるんです。だけど1枚足りなくて…部長は知らないですか?」


「すまないな…わからない。だけど…日向じゃないのか?」


「カオルくんは持ってないって言ってました」


「でも…この状態で1番可能性があるのは日向だろう」

「はい…」

堂々巡りになってしまいそうだったその時、後ろから誰かに肩を叩かれた。


「ユーナちゃん?なにしてんの?」


「ハルキ先輩!」


後ろに立っていたのはハルキ先輩だった。
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