きっともう大丈夫
それぞれの思い2
ハルとのデートを楽しんで2人でハルのマンションに向かっている時だった。
電話が鳴った。
一海さんからだったので詩織に何かあったのかと慌てて電話にでた。
ハルも心配そうに私を見た。
「もしもし・・?」
ためらいがちに電話に出ると
「沙希ちゃん、一海だけど今電話大丈夫?」
一海さんの声がいつもと違った感じで嫌な予感がした。
「大丈夫だけど・・・詩織に何かあった?」
「いや、詩織は大丈夫・・・沙希ちゃんに用があって・・・」
なんとも歯切れの悪そうな声で不安になる。
ハルが私のスマホをスピーカに切り替えた。
「今晩は、ハルです。・・・俺も一緒に話し聞いていいですか?」
「そうだね・・・春斗君にも関係のある話だし・・・」
一体どんな話なのかと2人で顔を見合わせた。
「実は・・・30分ほど前にうちの店に明良君が来たんだ」
「・・・・・明良が?」
私が詩織のところで働いていることなど明良は知らないはず・・
なんで?
「沙希ちゃんが「花淋」で働いていたことは知らなかったみたいだよ。
沙希ちゃんが何処にいるのか教えてほしいと聞いてきたくらいだから」
「・・・そうですか」
何だか不安になっているとハルが私に向かって大丈夫と目で合図を送った。
「いや・・・沙希ちゃんのアレンジを見て明良君は気がついたんだよ。」
電話が鳴った。
一海さんからだったので詩織に何かあったのかと慌てて電話にでた。
ハルも心配そうに私を見た。
「もしもし・・?」
ためらいがちに電話に出ると
「沙希ちゃん、一海だけど今電話大丈夫?」
一海さんの声がいつもと違った感じで嫌な予感がした。
「大丈夫だけど・・・詩織に何かあった?」
「いや、詩織は大丈夫・・・沙希ちゃんに用があって・・・」
なんとも歯切れの悪そうな声で不安になる。
ハルが私のスマホをスピーカに切り替えた。
「今晩は、ハルです。・・・俺も一緒に話し聞いていいですか?」
「そうだね・・・春斗君にも関係のある話だし・・・」
一体どんな話なのかと2人で顔を見合わせた。
「実は・・・30分ほど前にうちの店に明良君が来たんだ」
「・・・・・明良が?」
私が詩織のところで働いていることなど明良は知らないはず・・
なんで?
「沙希ちゃんが「花淋」で働いていたことは知らなかったみたいだよ。
沙希ちゃんが何処にいるのか教えてほしいと聞いてきたくらいだから」
「・・・そうですか」
何だか不安になっているとハルが私に向かって大丈夫と目で合図を送った。
「いや・・・沙希ちゃんのアレンジを見て明良君は気がついたんだよ。」