きっともう大丈夫
今回の旅行は俺にとって特別なものだったんだ。
本当はここで沙希が一生忘れられなくなる様な・・・・
そんなプロポーズを考えていた。
だから会社の先輩に、いいところはないかとお願いして
ここを教えてもらい、一海さんや詩織さんにもお願いして
出産の1週間をお休みにしてもらった。
詩織さんにプロポーズしたいと相談したところ
自分が出産で入院している間仕事を休みにするから
何とかしなさいと言われたんだけど・・・・
ここに来るまでにいろんな人の力を借りているんだから
失敗は出来ない。
だから沙希が凄く喜んでくれる事を想像しながらいろいろ考えたのに・・・・
俺の考えた通りに事が運ばなくってイライラしたり焦ったり・・・
本当に・・・・さっきまでの俺って大人げないよな・・・
その結果がこれ・・・
自分の欲望に勝てず沙希を壊してしまうほどに抱いてしまい
肝心なプロポーズが出来なかった。
枕の下に隠してあった小さな箱を取り出し
再び溜息をつく・・・
「これ・・いつ渡せばいいんだよ・・・」
無理やり起こしてプロポーズしたって、夢としか思わないだろうし、
だからと言って朝、目覚めのプロポーズっていうのなんだかな・・・・
ベッドに腰かけながらうなだれてしまった。
本当はここで沙希が一生忘れられなくなる様な・・・・
そんなプロポーズを考えていた。
だから会社の先輩に、いいところはないかとお願いして
ここを教えてもらい、一海さんや詩織さんにもお願いして
出産の1週間をお休みにしてもらった。
詩織さんにプロポーズしたいと相談したところ
自分が出産で入院している間仕事を休みにするから
何とかしなさいと言われたんだけど・・・・
ここに来るまでにいろんな人の力を借りているんだから
失敗は出来ない。
だから沙希が凄く喜んでくれる事を想像しながらいろいろ考えたのに・・・・
俺の考えた通りに事が運ばなくってイライラしたり焦ったり・・・
本当に・・・・さっきまでの俺って大人げないよな・・・
その結果がこれ・・・
自分の欲望に勝てず沙希を壊してしまうほどに抱いてしまい
肝心なプロポーズが出来なかった。
枕の下に隠してあった小さな箱を取り出し
再び溜息をつく・・・
「これ・・いつ渡せばいいんだよ・・・」
無理やり起こしてプロポーズしたって、夢としか思わないだろうし、
だからと言って朝、目覚めのプロポーズっていうのなんだかな・・・・
ベッドに腰かけながらうなだれてしまった。