きっともう大丈夫
「もう見るもの見たし帰りますか!」の一声で
私たちは動物園を後にした
帰りの車中はさっきの話のせいなのか沈黙が多い。
行きはあんなにハイテンションだったのに・・・・
「ハル君疲れたでしょ~。着くまで寝てていいよ。着いたら起こしてあげるから」
だがハルは首を振るだけで黙っている。
・・・何なのよ。この沈黙は・・・高校生はわからない。
小さなため息を漏らしていた。
「沙希さん・・・」
「ん?どした?」
「俺が・・・何で毎週欠かさずお店に顔出してたか知ってました?」
ハルがどうしてこんな質問をしてるのかわからなかった。
「だってーハーブに興味があったからでしょ~~すごく勉強熱心で素晴らしいって思ってたよ」
「・・・・・それマジで言ってんの?」
あれ?なんか怒ってない?私怒らせるようなこといった?・・・
言ってないと思う。本当に思った事いったんだけど・・・
「・・・違うの?」
ハルは大きなため息をついた。
「・・・・ハーブなんて別にどうでもよかったよ。ってか沙希さんてめっちゃ鈍感なの?それともわざと?」
えーっと?鈍感とかわざととか何言ってんの?
そんな私の顔を見て急にハルが笑いだした。
「・・・く・・くくく・・。ご・・めん。沙希さんマジで言ってたんだね。ごめんごめん」
そんなに笑わなくてもいいのに・・・
さっきから本当に・・年上をおちょくってんの?
「・・・・じゃあ・・・直球でいきます。・・・俺、沙希さんが好きです」
はい?今なんて?
言葉が出てこない。
今好きって言ったような?
キョトンとする私を横目にハルは話を続けた。
「沙希さん、冗談だと思ってるけど俺は本気だよ。お店に顔出していたのも沙希さんに会いたいから・・・何か口実ないと何か嫌がられそうかな・・って思ってたから・・・・年上の人に憧れる時期だからとかじゃないからね。
今日のデートだって好きで一緒にいたかったから誘った。
弁当とか持ってくるからマジ興奮して倒れそうだったよ」
私はこの子へどうやって言葉を返したらいいのか分からなくなっていた。
好きだって言ってくれたのには正直驚いた。
相手は高校生、はっきり言って恋愛対象じゃない。
私たちは動物園を後にした
帰りの車中はさっきの話のせいなのか沈黙が多い。
行きはあんなにハイテンションだったのに・・・・
「ハル君疲れたでしょ~。着くまで寝てていいよ。着いたら起こしてあげるから」
だがハルは首を振るだけで黙っている。
・・・何なのよ。この沈黙は・・・高校生はわからない。
小さなため息を漏らしていた。
「沙希さん・・・」
「ん?どした?」
「俺が・・・何で毎週欠かさずお店に顔出してたか知ってました?」
ハルがどうしてこんな質問をしてるのかわからなかった。
「だってーハーブに興味があったからでしょ~~すごく勉強熱心で素晴らしいって思ってたよ」
「・・・・・それマジで言ってんの?」
あれ?なんか怒ってない?私怒らせるようなこといった?・・・
言ってないと思う。本当に思った事いったんだけど・・・
「・・・違うの?」
ハルは大きなため息をついた。
「・・・・ハーブなんて別にどうでもよかったよ。ってか沙希さんてめっちゃ鈍感なの?それともわざと?」
えーっと?鈍感とかわざととか何言ってんの?
そんな私の顔を見て急にハルが笑いだした。
「・・・く・・くくく・・。ご・・めん。沙希さんマジで言ってたんだね。ごめんごめん」
そんなに笑わなくてもいいのに・・・
さっきから本当に・・年上をおちょくってんの?
「・・・・じゃあ・・・直球でいきます。・・・俺、沙希さんが好きです」
はい?今なんて?
言葉が出てこない。
今好きって言ったような?
キョトンとする私を横目にハルは話を続けた。
「沙希さん、冗談だと思ってるけど俺は本気だよ。お店に顔出していたのも沙希さんに会いたいから・・・何か口実ないと何か嫌がられそうかな・・って思ってたから・・・・年上の人に憧れる時期だからとかじゃないからね。
今日のデートだって好きで一緒にいたかったから誘った。
弁当とか持ってくるからマジ興奮して倒れそうだったよ」
私はこの子へどうやって言葉を返したらいいのか分からなくなっていた。
好きだって言ってくれたのには正直驚いた。
相手は高校生、はっきり言って恋愛対象じゃない。