きっともう大丈夫
詩織の出産から3カ月がたった。
菜々美ちゃんはすっかり店に馴染んで仕事もテキパキとこなすようになった。
詩織の影響で私の中で子どもがほしいという気持ちが大きくなっていた。
お店の売り上げも安定してきたので
明良の提案でアルバイトを雇うことになり私もお休みをとれるようになった。
今日もアルバイトの野上君が1日いるということで
お休みをもらい私は詩織の子ども、雄太の顔を見に詩織の家にお邪魔していた。
「や~~ん。雄太かわいい!!」
脱着可能な腕?と、ぷにぷにのほっぺ、そして赤ちゃん独特の匂いに
私はもうメロメロだった
「沙希もかわいい~って人の子ども可愛がってないでさっさと明良の子
作っちゃえばいいじゃん。店だってバイトの子雇ってるんでしょ」
詩織はアイスティーをテーブルの上に置きながらソファーに腰掛けた。
「うん。そろそろ作ろうかって話はしてるんだよ。」
そう言いながら雄太に頬をすりよせる。
あー幸せ。
「だったらいいんだけどね・・・・ところでさー菜々美は元気?」
「うん!元気だよ。仕事もしっかりやってくれるから安心して休み取れるよ
詩織には感謝しなきゃね。」
だが詩織は何にか言いたげな様子だった。
「詩織?何かあった?」
詩織はすこし考え込むようにしていた。
「・・・・ま~あんたたち夫婦仲がいいから大丈夫だと思うけど、私知らなかったんだよねーあの子の前の職場を辞めた理由」
「辞めた理由?」
今頃何を言っているのだろうと思い、話の続きを促した。
「腕がいいのは沙希も十分わかってるからいいんだけど、男癖が悪いっていうか・・・」
男癖という言葉に一瞬初めて会った時の言い知れぬ不安感を思い出した。
詩織は大きく息を吐いた。
「前の店でもね、男がらみで辞めたらしいんだよ」
「・・・・そう・・なんだ」
「でもね、今仕事頑張ってるし、あんたたちが相変わらずラブラブなら
入らぬお節介だよね!」
そういって笑っていた。
それから私は夕飯までご馳走になり夜8時ごろに詩織の家をでた。
菜々美ちゃんはすっかり店に馴染んで仕事もテキパキとこなすようになった。
詩織の影響で私の中で子どもがほしいという気持ちが大きくなっていた。
お店の売り上げも安定してきたので
明良の提案でアルバイトを雇うことになり私もお休みをとれるようになった。
今日もアルバイトの野上君が1日いるということで
お休みをもらい私は詩織の子ども、雄太の顔を見に詩織の家にお邪魔していた。
「や~~ん。雄太かわいい!!」
脱着可能な腕?と、ぷにぷにのほっぺ、そして赤ちゃん独特の匂いに
私はもうメロメロだった
「沙希もかわいい~って人の子ども可愛がってないでさっさと明良の子
作っちゃえばいいじゃん。店だってバイトの子雇ってるんでしょ」
詩織はアイスティーをテーブルの上に置きながらソファーに腰掛けた。
「うん。そろそろ作ろうかって話はしてるんだよ。」
そう言いながら雄太に頬をすりよせる。
あー幸せ。
「だったらいいんだけどね・・・・ところでさー菜々美は元気?」
「うん!元気だよ。仕事もしっかりやってくれるから安心して休み取れるよ
詩織には感謝しなきゃね。」
だが詩織は何にか言いたげな様子だった。
「詩織?何かあった?」
詩織はすこし考え込むようにしていた。
「・・・・ま~あんたたち夫婦仲がいいから大丈夫だと思うけど、私知らなかったんだよねーあの子の前の職場を辞めた理由」
「辞めた理由?」
今頃何を言っているのだろうと思い、話の続きを促した。
「腕がいいのは沙希も十分わかってるからいいんだけど、男癖が悪いっていうか・・・」
男癖という言葉に一瞬初めて会った時の言い知れぬ不安感を思い出した。
詩織は大きく息を吐いた。
「前の店でもね、男がらみで辞めたらしいんだよ」
「・・・・そう・・なんだ」
「でもね、今仕事頑張ってるし、あんたたちが相変わらずラブラブなら
入らぬお節介だよね!」
そういって笑っていた。
それから私は夕飯までご馳走になり夜8時ごろに詩織の家をでた。