きっともう大丈夫
幸せが崩れる時 side 明良
朝、いつも通り沙希より早く起きる。
切り花の仕入れは俺が全てやっている。
寝ている沙希の唇に触れるだけのキスをする。
そして起こさないように家を出る。
今日、彼女は詩織たちに会うらしく店は菜々美とバイト君だけだ。
正直沙希がいない店には行きたくなかった。
特に菜々美・・・あいつには
仕入れた花を積んで店に戻ると既に菜々美とバイトの野上が待っていた。
仕入れた花はすぐに水揚げ作業をする。
そのあと、配達用のオーダーを作り、バイトの野上がそれを配達する。
気がつけばあっという間に11時だ。
一息つくため裏の、事務所とは言い難い机1つ置いてある部屋で
缶コーヒーを飲む。
今頃、詩織たちと雄太をおもちゃにキャーキャーいってんだろうな。
想像すると笑えてきた。
子どもか・・・・そう言えば沙希も子どもがほしいって言ってたよな。
1年前は沙希に愛想尽かされるのではないかという不安から
子どもを作りたいと思っていたけど・・・
雄太見てたら理屈抜きで子どもが欲しくなった。
俺も沙希も・・・
コーヒーを飲みながら3人でいる風景が浮かび顔がほころんでいた。
切り花の仕入れは俺が全てやっている。
寝ている沙希の唇に触れるだけのキスをする。
そして起こさないように家を出る。
今日、彼女は詩織たちに会うらしく店は菜々美とバイト君だけだ。
正直沙希がいない店には行きたくなかった。
特に菜々美・・・あいつには
仕入れた花を積んで店に戻ると既に菜々美とバイトの野上が待っていた。
仕入れた花はすぐに水揚げ作業をする。
そのあと、配達用のオーダーを作り、バイトの野上がそれを配達する。
気がつけばあっという間に11時だ。
一息つくため裏の、事務所とは言い難い机1つ置いてある部屋で
缶コーヒーを飲む。
今頃、詩織たちと雄太をおもちゃにキャーキャーいってんだろうな。
想像すると笑えてきた。
子どもか・・・・そう言えば沙希も子どもがほしいって言ってたよな。
1年前は沙希に愛想尽かされるのではないかという不安から
子どもを作りたいと思っていたけど・・・
雄太見てたら理屈抜きで子どもが欲しくなった。
俺も沙希も・・・
コーヒーを飲みながら3人でいる風景が浮かび顔がほころんでいた。