きっともう大丈夫
一通り話が終わると名刺を指さしながら
「このハル君?彼きっとあんたのことまだ諦めてないよ。
っていうかさー、あんたの事まだ好きなのかも?んーん、かもじゃなくって
好きだわ!絶対まだ好きなんだよ。あーなんかすごい事なってきた~」
詩織は興奮しながらビールを一気に飲んだ。
詩織はそうやって言うけど正直ピンとこないんだよね。
あれは単なる憧れみたいなものだったと思ってる。
「名刺をくれたのも声をかけたのも懐かしかっただけよ」
でも詩織は違った
「馬鹿ね。かなでが言うには、この前野君?走って行ったけどそれから一旦止まってあんたの事じーっと見てたらしいよ。だから、かなでもあの2人は何かあるって言ってたの。」
全然気がつかなかった
「それにさ~元彼もこの子の事言ってたんでしょ~。」
そう、あれは花淋がオープンする前に働いていた花屋で
偶然元彼の圭吾と再会。
その時にハル君のことを知らされた。
でもねー。もう随分前の話だよ?9年も想ってるなんて考えられない。
普通じゃないよ。だから絶対違う・・・と思う。
「でもさ~、この前野君?すごいエリートじゃない?光岡商事でしょ?
しかも名刺には主任って書いてあるじゃん。年だって26歳くらいでしょ~」
詩織は名刺をマジマジと見る。
「このハル君?彼きっとあんたのことまだ諦めてないよ。
っていうかさー、あんたの事まだ好きなのかも?んーん、かもじゃなくって
好きだわ!絶対まだ好きなんだよ。あーなんかすごい事なってきた~」
詩織は興奮しながらビールを一気に飲んだ。
詩織はそうやって言うけど正直ピンとこないんだよね。
あれは単なる憧れみたいなものだったと思ってる。
「名刺をくれたのも声をかけたのも懐かしかっただけよ」
でも詩織は違った
「馬鹿ね。かなでが言うには、この前野君?走って行ったけどそれから一旦止まってあんたの事じーっと見てたらしいよ。だから、かなでもあの2人は何かあるって言ってたの。」
全然気がつかなかった
「それにさ~元彼もこの子の事言ってたんでしょ~。」
そう、あれは花淋がオープンする前に働いていた花屋で
偶然元彼の圭吾と再会。
その時にハル君のことを知らされた。
でもねー。もう随分前の話だよ?9年も想ってるなんて考えられない。
普通じゃないよ。だから絶対違う・・・と思う。
「でもさ~、この前野君?すごいエリートじゃない?光岡商事でしょ?
しかも名刺には主任って書いてあるじゃん。年だって26歳くらいでしょ~」
詩織は名刺をマジマジと見る。