きっともう大丈夫
「前野主任」
「ん?何?」
お昼休みにカフェスペースでコーヒーを買っていると
俺と同じ年ぐらいの女子社員が俺を呼んだ。
「ちょっと、お時間もらえますか?」
なんとなくこの先の流れは想像つく
「ここじゃだめ?」
わかっててこんなこと言うのは俺くらいかも
「ここじゃ・・・ちょっと・・」
そして連れてこられた階段の踊り場・・・定番だな
「前野主任の事が好きです。・・・お付き合いしてる方がいなければ
付き合っていただけませんか?」
今月で3人目
「ごめん・・・気持ちは嬉しいけど付き合えない」
「・・・・好きな人とかいるんですか?」
「ああ・・・俺の片思いだったけど、近いうちに俺のものになる予定・・・」
女子社員は泣きながら階段を降りて行った。
ふと高校時代を思い出した。
今と似たような事があったな・・・
告られて断って・・・・俺の片思いだけどねってさ
笑いがこみ上げる
俺って・・・意外と成長してない?
いや・・・成長したよ。
近いうちに俺のものになる予定って言っちゃうくらいだからね。
そして俺は、いつもより足取り軽く階段を駆け上がった
「ん?何?」
お昼休みにカフェスペースでコーヒーを買っていると
俺と同じ年ぐらいの女子社員が俺を呼んだ。
「ちょっと、お時間もらえますか?」
なんとなくこの先の流れは想像つく
「ここじゃだめ?」
わかっててこんなこと言うのは俺くらいかも
「ここじゃ・・・ちょっと・・」
そして連れてこられた階段の踊り場・・・定番だな
「前野主任の事が好きです。・・・お付き合いしてる方がいなければ
付き合っていただけませんか?」
今月で3人目
「ごめん・・・気持ちは嬉しいけど付き合えない」
「・・・・好きな人とかいるんですか?」
「ああ・・・俺の片思いだったけど、近いうちに俺のものになる予定・・・」
女子社員は泣きながら階段を降りて行った。
ふと高校時代を思い出した。
今と似たような事があったな・・・
告られて断って・・・・俺の片思いだけどねってさ
笑いがこみ上げる
俺って・・・意外と成長してない?
いや・・・成長したよ。
近いうちに俺のものになる予定って言っちゃうくらいだからね。
そして俺は、いつもより足取り軽く階段を駆け上がった