沢山の気持ちを君に伝えます!!
冗談は上手い。
だから、自分の気持ちを悟られることはまずない。
でも、限島君にはすぐにばれそうだ。
何でもお見通し…と言うような目。
あたしは余り関わりたくはない。
でも、七逢が選んだ男だ。
良い人には変わりないけど…。
「限島君ってどんな人?」
余り関わってこなかったし、女子嫌いって感じするし…。
「あ、透流ちゃん?めっちゃいいよ」
……なにがいーの?
はい。
明希の言ってることが理解出来ませーーん!
「日本語喋れる?」
「喋ってるじゃんか!」
うん、日本語だけど…!
確かに日本語だけれども!
明希、もっと詳しく…主語と述語をちゃんとしよーよ…!
「いいよ…って何が?」
「面白いし、バスケ上手いし…七逢好きなのバレバレなのに隠そうとするし…」
段々と暗くなって行く明希。