先生、甘い診察してください
「何か見たい映画ある~?」
「智也さんが見たいやつでいいですよ」
櫻田先生をスルーして、会話進める私達。
「あ、そうだ。聞いてくださいよ。今日、学校で……」
別に特別な事をするわけでもない。
ただこうして、並んで座って、呑気に世間話するだけ。
だけど私は、こういう何気ない時間が大好き。
「いいね~、若いって。僕も、もう少し若かったらなぁ」
「十分お若いですよ~」
それにすっごく癒されるし!