先生、甘い診察してください
告白とかされまくってたらどうしよう。
無理矢理襲われたらどうしよう。
あやちゃんの前では言わないけど、実はかなり心配。
だってあやちゃんは、危なっかしい子だから。
隙がありまくり。
僕以外の人の前では隙なんて、1ミリも見せないでほしい。
「純……どうしよう……」
「何が?」
ギュッと、手を握り締めた。
唇がまだ熱い……。
「最近…あやちゃんに触れたいって気持ちが…溢れて、抑えられない…」
触れたくて。
もっとたくさん、触れたい。
我儘な願望がどんどん湧き上がって、歯止めが利かなくなりそう。