BitteR SweeT StrawberrY
ケイは、あたしの瞳を見つめたまま、静かに、綺麗な唇を開く。
「優子にとって・・・・こうやって一緒にいることは、良いことなのかな・・・?
って・・・今、ちょっと考えてた・・・」
「え?どうして?あたしは・・・あたしは、全然平気だよ、だってあたし・・・
ケイと・・・一緒に居たいもん・・・
そんなこと言うのケイらしくないよ」
あたしはそう答えて、また、精一杯笑って見せる。
何で急に、ケイがそんなことを言い出したのか、あたしにはわからないけど、でも、あたしは引かない!
だからあたしは、あえて解釈を狭くして、こう言った。
「あたしは・・・一緒にいたいから、ここにいるんだし。
だって、あたしは・・・・ほんとに、おかしいかもしれないけど・・・
ケイのこと大好きだし・・・
今・・・ものすごく幸せ感じてるし・・・
今更、やっぱり出てってとか言われても、出て行かないよ!」
その答えを聞いたケイが、一瞬、きょとんとした表情をしてから、急に、くすくすと笑い出した。
「なんだおまえ、さっきまでと随分言うことが違うな?」
「えー!だって!だって!
なんていうか・・・居ていいよって言われて・・・
実は結構浮かれてたし・・・っ!
大ちゃんのことで、んー・・・結構不安だし・・・・なんていうか、その」
「いいよ、優子が言いたいことはわかったよ」
「う、うん!」
珍しく強気な顔でうなずいたあたしに、ケイは、すごく優しく微笑みかけてくれる。
その笑顔が、あまりにも綺麗で・・・あたしは、ドキッとして、また、顔を赤くてしてしまった。
無駄にどきどきし始めたあたしを、真っ直ぐな瞳が見つめている。
「ありがと・・・・優子がいてくれて、よかったよ」
「ど・・・どうしたの急に?」
「いや・・・なんとなく」
「な・・・なんとなく・・・なんだ?」
「うん」
「そ、そっか・・・でも、ありがとう言うのは、あたしの方だし。
あたしは・・・ほんとにね、なんか、臭い言い方だけど・・・
ケイに巡り合えてよかったと、そう思ってるんだよ!」
「そうか・・・」
「うん・・・・」
「おまえ、ほんと変わったな?」
「そうかな?」
「うん・・・自己主張、できるようになったじゃん?」
「それは・・・きっとケイのお陰だよ!」
「・・・そっか」
「うん!」
思い切り頷いたあたしのほっぺに、片手を当てて、ケイはまた、柔らかく微笑んだ。
さらさらの前髪の下のまっすぐな瞳。
まるで、ケイの生き方そのものって感じのする、綺麗な綺麗な、黒い瞳。
きっとあたしは、そんな目をしてるケイが好きで、ケイの生き方が羨ましくて、すごく憧れて、性別なんか超越したスタイルも考え方も、すごくカッコよくて・・・
そういうとこに、ものすごく惹かれて・・・・
こうやって、大好きだって・・・そう思ってるんだ。
だから、そんなケイに見つめられると、どきどきして・・・
もっともっと、好きになってしまうんだ・・・
あたしは顔を赤くしたまま、ケイの瞳を見つめる。
ケイは、ふと、あたしのほっぺから手を離すと、何を思ったか・・・・突然、自分のガウンのベルトを外し始めた。
「!?」
あたしは、びっくりして、顔を真っ赤にしたまま、思わずその場でフリーズしてしまう。
「優子にとって・・・・こうやって一緒にいることは、良いことなのかな・・・?
って・・・今、ちょっと考えてた・・・」
「え?どうして?あたしは・・・あたしは、全然平気だよ、だってあたし・・・
ケイと・・・一緒に居たいもん・・・
そんなこと言うのケイらしくないよ」
あたしはそう答えて、また、精一杯笑って見せる。
何で急に、ケイがそんなことを言い出したのか、あたしにはわからないけど、でも、あたしは引かない!
だからあたしは、あえて解釈を狭くして、こう言った。
「あたしは・・・一緒にいたいから、ここにいるんだし。
だって、あたしは・・・・ほんとに、おかしいかもしれないけど・・・
ケイのこと大好きだし・・・
今・・・ものすごく幸せ感じてるし・・・
今更、やっぱり出てってとか言われても、出て行かないよ!」
その答えを聞いたケイが、一瞬、きょとんとした表情をしてから、急に、くすくすと笑い出した。
「なんだおまえ、さっきまでと随分言うことが違うな?」
「えー!だって!だって!
なんていうか・・・居ていいよって言われて・・・
実は結構浮かれてたし・・・っ!
大ちゃんのことで、んー・・・結構不安だし・・・・なんていうか、その」
「いいよ、優子が言いたいことはわかったよ」
「う、うん!」
珍しく強気な顔でうなずいたあたしに、ケイは、すごく優しく微笑みかけてくれる。
その笑顔が、あまりにも綺麗で・・・あたしは、ドキッとして、また、顔を赤くてしてしまった。
無駄にどきどきし始めたあたしを、真っ直ぐな瞳が見つめている。
「ありがと・・・・優子がいてくれて、よかったよ」
「ど・・・どうしたの急に?」
「いや・・・なんとなく」
「な・・・なんとなく・・・なんだ?」
「うん」
「そ、そっか・・・でも、ありがとう言うのは、あたしの方だし。
あたしは・・・ほんとにね、なんか、臭い言い方だけど・・・
ケイに巡り合えてよかったと、そう思ってるんだよ!」
「そうか・・・」
「うん・・・・」
「おまえ、ほんと変わったな?」
「そうかな?」
「うん・・・自己主張、できるようになったじゃん?」
「それは・・・きっとケイのお陰だよ!」
「・・・そっか」
「うん!」
思い切り頷いたあたしのほっぺに、片手を当てて、ケイはまた、柔らかく微笑んだ。
さらさらの前髪の下のまっすぐな瞳。
まるで、ケイの生き方そのものって感じのする、綺麗な綺麗な、黒い瞳。
きっとあたしは、そんな目をしてるケイが好きで、ケイの生き方が羨ましくて、すごく憧れて、性別なんか超越したスタイルも考え方も、すごくカッコよくて・・・
そういうとこに、ものすごく惹かれて・・・・
こうやって、大好きだって・・・そう思ってるんだ。
だから、そんなケイに見つめられると、どきどきして・・・
もっともっと、好きになってしまうんだ・・・
あたしは顔を赤くしたまま、ケイの瞳を見つめる。
ケイは、ふと、あたしのほっぺから手を離すと、何を思ったか・・・・突然、自分のガウンのベルトを外し始めた。
「!?」
あたしは、びっくりして、顔を真っ赤にしたまま、思わずその場でフリーズしてしまう。