BitteR SweeT StrawberrY
あたしの体は、とたんにかーっと熱くなって、あたしの心臓は、破裂するぐらいどきどきと大きく音を上げた。
「ちょ・・・っ、ちょっと、ケイ!な、なにしてんの!?」
「ん?いや・・・普通に苺食ってる・・・」
「あたしは苺じゃ・・・ない!!」
「似た様なもんだろ?」
「な、なにそれ!?」
反論しようとしたあたしのほっぺに、ケイは軽くキスして、片手で、あたしの髪を優しく撫でた。
ケイはくすくすと笑ってる。
きっと、これはイタズラなんだと・・・あたしは確信した。
「もう!あたしをからかって面白いの!?」
真っ赤な顔のまま、あたしは思わずそう言った。
「からかってないよ。優子がそばにいると、つい、悪さしたくなるだけ」
「ど、どういう趣味ですか!?ってか、からかうのも悪さするのも同じイミだと思いますけど!」
「そうかな?」
「そうだよ!!具合悪いんだから大人しく寝てたら!?」
「そうだな」
ケイはくすくすと笑いながらあたしの髪から手を離すと、ぱたんとベッドに横になった。そして、悪びれもせず、それこそ自然にこう言った。
「寝ていいよ、ここおいで」
ケイは、自分の隣を指差してもう一度笑う。
あたしの心臓は、ばくばくと大きな音と上げたまま、全然、鼓動を緩める様子もなかった。顔だって真っ赤のまま。
この状態で、この人は、隣に寝ろと・・・・!?
「ぅう・・・っ」
あたしは、思わず躊躇ったけど、もう、照れてどうしようもないまま、ケイに背中を向けたカッコでころんとベッドに転がった。
一緒に横になってみたものの・・・・・
全然寝れるような状態の心臓じゃないことに、今更ながらに気付いてしまう。
ど、どうしよう・・・!
もう、ほんとに!馬鹿じゃないのあたし!
ケイは女の人だよ!
なんでこんなに照れてんの!?
あたし、もぉ、ほんとにおかしい!!
あたしは、無駄にどぎまぎしながら、ミイラみたいに両手を胸の前で組んで、思い切りフリーズした。
サイドテーブルの時計を見たら、もう、11時を過ぎてる。
ああ、もう、早く寝ないと!
「ちょ・・・っ、ちょっと、ケイ!な、なにしてんの!?」
「ん?いや・・・普通に苺食ってる・・・」
「あたしは苺じゃ・・・ない!!」
「似た様なもんだろ?」
「な、なにそれ!?」
反論しようとしたあたしのほっぺに、ケイは軽くキスして、片手で、あたしの髪を優しく撫でた。
ケイはくすくすと笑ってる。
きっと、これはイタズラなんだと・・・あたしは確信した。
「もう!あたしをからかって面白いの!?」
真っ赤な顔のまま、あたしは思わずそう言った。
「からかってないよ。優子がそばにいると、つい、悪さしたくなるだけ」
「ど、どういう趣味ですか!?ってか、からかうのも悪さするのも同じイミだと思いますけど!」
「そうかな?」
「そうだよ!!具合悪いんだから大人しく寝てたら!?」
「そうだな」
ケイはくすくすと笑いながらあたしの髪から手を離すと、ぱたんとベッドに横になった。そして、悪びれもせず、それこそ自然にこう言った。
「寝ていいよ、ここおいで」
ケイは、自分の隣を指差してもう一度笑う。
あたしの心臓は、ばくばくと大きな音と上げたまま、全然、鼓動を緩める様子もなかった。顔だって真っ赤のまま。
この状態で、この人は、隣に寝ろと・・・・!?
「ぅう・・・っ」
あたしは、思わず躊躇ったけど、もう、照れてどうしようもないまま、ケイに背中を向けたカッコでころんとベッドに転がった。
一緒に横になってみたものの・・・・・
全然寝れるような状態の心臓じゃないことに、今更ながらに気付いてしまう。
ど、どうしよう・・・!
もう、ほんとに!馬鹿じゃないのあたし!
ケイは女の人だよ!
なんでこんなに照れてんの!?
あたし、もぉ、ほんとにおかしい!!
あたしは、無駄にどぎまぎしながら、ミイラみたいに両手を胸の前で組んで、思い切りフリーズした。
サイドテーブルの時計を見たら、もう、11時を過ぎてる。
ああ、もう、早く寝ないと!