奇跡の夢 ~七つの想いが集うとき~
『旅に出るんでしょ~?私も付き合うよ
美夢一人じゃ危なっかしいし』

『芽夢~ありがとう 一人じゃ心ぼそかったんだ~』

村を出て、美夢が向かったのは村の外れに
ある緑が生い茂る森だった。

『芽夢』と呼ばれた少女…実は百歳を越えた精霊である。

人の姿をしているのは、美夢の持つ魔力のおかげなのだ…。

(まぁ美夢が居なかったら私は、ずっと一人だったから…旅に出るのも悪くない)

芽夢は、美夢に気づかれないように小さく笑って先を歩いた…。

< 8 / 13 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop