シンデレラガール
、、、最悪。


「それで、、、」


まだ、何かあるわけ?


「何?」

「今度の東条恭太の新曲のプロモーションビデオに出て欲しいって、、、」

「断って!あたしは、あいつと仕事する気なんてない」


あたしはキッパリと、言い切る。

その言葉に、神崎瑛太は鋭い視線であたしのことを睨む。


「何?」


その視線に気付き、あたしは尋ねる。


「お前。せっかく来た仕事を、選ぶ奴なんだな。俺はお前を、外面しか見てなかったみてぇだ」


そう言い、軽蔑したような目で、あたしのことを見た。

その神崎瑛太の視線に、都合が悪くなる。

そして、神崎瑛太は静かにどこかに行ってしまった。

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