甘い甘い体


「お・・はよ。」



だっせー・・・俺・・・


クスクス笑ったひなが


「いい天気だもんねー。お昼寝したいねー。」


なんて言って風に揺れる木を見上げる。



「じゃ、寝る?俺んちで。寝れないと思うけど。」


ニヤって笑ってひなを見ると


「なっ・・・ばかっ何言ってんのっ」


真っ赤になって焦ったひな。


かわいーし。



あ・・・・あれ・・・・・?



「?優君?」




春の風にゆらゆら揺れるひなの髪。



手を伸ばして髪に触れた。




「パーマ・・・?」



肩までの髪がふわふわ揺れてた。




「あ・・・えと・・・・サヤカに巻いてもらったの。へん?」



いや・・・すげー似合ってんだけど・・・



「色も違う・・・」



真っ黒の髪が軽く茶色くなっていた。




「うん・・・・染めちゃった・・・・」




「・・・・・・・」



似合ってる。似合ってんだけど・・・



なんか・・・・



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