甘い甘い体
俺の手はひなのおなかの前。
足の間にひなを座らせて、ひなの肩に首を置いてひなの膝に雑誌を広げてる。
ひなが興味ないようなバイクの雑誌。
まぁ、今俺が興味あるのはバイクじゃなくてひななんだけど・・・
「コップ・・・洗いたいんだけど・・・」
「んなの後でいい。」
そう言って、ひなの首に唇を当てる。
「んっ・・・」
ピクンって反応するひなの肩。
俺の手はひなのおなかから上へ上へゆっくり上がる。
「ゆっ優君っ」
ひなは焦った声を出して俺の手を掴んだ。
「ん?」
「あのっ・・・ここ・・・リビング・・・」
「いーよ。誰も帰ってこねーし。」
「でもっ・・・」
「何?そんなにベッドの上がいい?」
「いやっ・・ちがっ・・・でもっ・・」
真っ赤になって焦るひな。
「俺とシたくない?」
「えっ?」
ギュッと握られた手がまだ離されていない。
俺の手はひなに掴まれて動けなかった。
拒否されているようなそんな気がしたんだけど・・・
「違う!違うよっそんなことない!」
ひなはムキになったような大きな声を出した。
「・・・・・・」
言った後、自分の言った言葉に恥ずかしくなったのか急に真っ赤になるひな。
「あの・・えっと・・・」
真っ赤なまま俺の手を離した。