甘い甘い体
「ひなはシたい?シたくない?」
真っ赤なひなに意地悪な質問をしてみる。
「え・・・」
俯いたまま、黙ってしまったひな。
「ねぇ、どっち?」
耳の傍で囁いてみる。
「恥ずかしいもん・・・・」
小さな声で呟いた。
いじけたように言うひなが可愛すぎて、このまま押し倒してやろうか・・・とも思ったけどちょっと我慢してみた。
「なんで?」
「だって・・・まだ明るいし・・・それにっ・・・」
「?」
また黙ってしまったひな。
少し待ってみると
「優君、私とのエッチ、満足できてないんじゃないかって・・・・・」
「・・・・・・は?」
「だって、私はっ・・・・優君しか知らないしっ・・・どうしていいかわかんないしっ・・」
顔を上げたひなは不安そうに言う。
ってんなこと考えてんの?
俺はなるべく優しく笑顔を作ってひなの手を握る。
「満足してるよ?ひなとしかシたくないし。」
俺がそう言うと
「前の彼女とかと比べられたらって思うと・・・・」
また下を向いて小さく言った。