甘い甘い体
なんて思ってたのに、土曜にバスケの練習するって言い出すし・・・
まぁ、最近働きすぎてて、友達とも遊んでなかった見たいやし。
嬉しそうに、「バスケ楽しみ!」なんて言われたら・・・
ま、いっか。
って思ってしまう。
日曜があるしね。
ノリのバスケは話だけ聞いてるだけで、実際やってるとこ見るのは初めてやった。
てか・・・
優、うますぎるやろ・・・
ポンポンシュートを決める優。
それをメロメロになって見るひなちゃん。
ノリもかっこよかったよ。
やっぱ、スポーツしてるときの男の子っていいな。
ノリのバスケしてるメンバーとも仲良くなって。
一緒に居ると、ノリとしゃべるより他の子としゃべるほうが多い。
基本、男友達が多い私にはすごい楽しい場所でもある。
そのあと、みんなで夜ご飯を食べに行き、9時に解散。
もう夏やし、暑くて疲れた~。
「ただいまぁ」
玄関を開け、電気を付けながら言う。
「誰も居ないじゃん。」
後ろについているノリ。
「いいのー。ただいまって言わな帰ってきた気がせん。」
「そっか、じゃ、俺も、ただいまー」
「おかえりー」
「結衣もおかえりー」
私はシャワーに入る。