甘い甘い体




「え・・・・?」



固まる優君。



私は自分の言った言葉に真っ赤になる。



静まるリビング。



やっぱ、こんな事女の子から言う言葉じゃないよね。



ひいた?



優君の顔を見るのが怖くて下を向いたまま顔を上げる事が出来ない。



優君が何も言ってくれないことに不安を感じる。



ダメだった?


こんな事言っちゃダメだった?


ダメ、涙でそう・・・・



ギュッと自分のスカートを握る。




すると、ふわっと優しく抱きしめられた。




「無理すんなって。震えてるじゃん」



優しく優くんに頭を撫でられる。



私は優君の胸から顔を離し、優君の顔を見つめる。





「だって・・・・不安・・・なんだよ・・・?」



涙がこぼれる。



ホントは怖いよ?



恥ずかしくて、恥ずかしくて逃げたいぐらい。



でも、不安はいつまでたっても消えないんだ。



私でいいのかなって。



気持ち変わらない?って。



毎日、私への気持ちが変わってないか不安になる。



明日になったら他の女の子の方へ向いてそうで。




不安で、不安で怖いんだ。


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