甘い甘い体
「実感したいよ・・・優君の彼女って・・・もっと一緒に居たい。もっと優君のこと知りたい。もっと・・・・触れてほしい・・・・」
言ってて恥ずかしい。
でも、本当の気持ちだから。
「それとも・・私じゃ・・・そんな気にならない・・・?」
それも気になってたんだ。
色気もなくて、胸も小さい。子供っぽいし・・・・
すると、ふっと笑った優君が
「んなわけねーじゃん。」
「わっ・・・んっ・・・・」
体がふわっと浮いて一気に体が反転する。
ソファーに押し倒されてすぐ、唇が塞がる。
視界には見慣れた天井と黒い髪・・
「んっ・・・・んンっ・・」
深い、長いキス。
キスをされながら胸の上に優君の手が触れた。
私は優君のシャツをギュッと握り締める。
「ほんとにいいの?」
唇を離し、おでこをくっつけたまま優君が尋ねる。
私は小さく首を縦に振った。
「はぁ~・・・・」
私をギュッと抱きしめ、大きくため息をつく優君。
「マジで・・・・ヤバイ・・・」
優君はそう呟くと。
「優しくする・・・・・出来るだけ・・・」
「ん・・」
「怖くなったら言って?途中でも止めるから。」
「ん・・」
優しいいつもの優君の笑顔にほっとする。
体の重みが心地よくて。
私は優君の首に手を回し
「優君・・・・好き・・・・」
耳元でささやいた。