甘い甘い体


「痛い?」



優君は気を使いながら



「だいじょっ・・ぶ・・」



ゆっくり動く。



私の体には、やさしい痛みと一緒に熱い何か。




「あぁっ・・・んっ・・・」



「気持ち・・よくなってきた?」



「はぁっ・・・んっ・・・・」



私は言葉にならず、首を縦に振る。



私の答えを確認した優君は、動くすスピードを速め



私をまた白い世界に追いやる。



「俺っ・・・・マジで・・・嬉っ・・」



荒い息の中優君がしゃべる。



「ひなっ・・・・・・すっげー好き・・」



普段言わない言葉がどんどん聞ける。



私もって言いたい。



でも、言葉にならない。



「ひゃっ・・・はぁっ・・・ゆっ・・くんっ」



「好き・・・好きだよ・・・やばいぐらい・・・」



私は満たされて・・・




意識をなくした・・・







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