君がくれた、大切なもの。
タイトル未編集
恋愛ってのは呆気ないもので。

『付き合おう』のひとことで始まり
『別れよ』のひとことで終わる。

付き合ってた時、どんなに好きだと言い合ったって別れてしまえばただの他人。

今日、彼氏と別れました。

「美玖ー?また別れたの??」
「あー。今は何も聞かないで。」
私の親友の藍菜。
可愛くて、オシャレで、頭が良い。
んでもって、モテる。
普段は女の子らしくて、どっちかって言うとMなのに…
なぜか、私にはSキャラ(T ^ T)

「振られたの?」
痛いとこつくな。こいつ。
「だから、あんな奴やめときゃよかったのに。もう!」
ついさっきまで付き合ってた彼は、女遊びが激しいことで有名な遊び人。
藍菜はずっと私たちの交際を反対していた。
藍菜の忠告に耳を傾けなかった罰だ…
だって私…
浮気されてたんですもの。
いや?正式には浮気相手が私だったのかな??
まっ、ともかく!
最低な終わり方を迎えたんですよ。

「ちょっと、美玖聞いてる??」
「あーごめんごめん。」
「今度こそいい男見つけるのよ✨」
いい男かぁー。
私は男運がめちゃくちゃ悪い。
だからあまり長続きしない。
これから恋愛なんてしたくないよ…
< 1 / 2 >

この作品をシェア

pagetop