私の生徒はヒーローで○○です【完】
あれ?
そもそもなんで五十嵐くんがこんなとかに?
今日って補修なかったよね!
―パシっ―
そう思いかけた時、私は後ろから手を掴まれた。
「.......。
俺との条件、守ってなかったの?」
やっ、やっばい!
ヤバすぎる。
「聞いてんのか?」
そう言って、前を向かされ、向き合った状態で上からの猛烈な視線が感じられる。
「え、えーっとね。
そっ、その....。」
どうしよー。