私の生徒はヒーローで○○です【完】


「ふぁー。」

あくびをする私。

あれから、待つが人は来ない。

まぁ、いつものことだけど!

自由参加にしたら誰も来ないから、仕事の手間が省けるしね☆


そう思いながら、数学室を出る準備をする。

――ガチャ


その時、ドアが開く音がした。


げっ!人来たじゃん。
早く帰れると思ったのにー。

と、思いながら後ろを向く。

「待ってたよー。

って、五十嵐くん!?」


そこに立っていたのは、五十嵐くんだった。

誰かって?

私の生徒の1人なんだけど。

若干、授業サボり気味....だけど、頭は良くて。顔もかなりのイケメン!


聞くことによると、女の子に不自由なく、空き教室で毎日、ヤってるんだとか...。

そんな子が、なぜ補習に!!


「あっ。と、とりあえず、始めよっか。座って。」

あー。そうか。
成績をあげるためだな!

お主やるじゃないか←笑


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