私の生徒はヒーローで○○です【完】
さっきからなんだか静かだ。
ざわざわする。
さっきの保健医の話からすると、葉山はその竜って男と、こいつらのすぐあとにくるみたいな感じだったんだけどな。
何かあったのか?
やばい。
胸騒ぎがする。
俺の胸騒ぎはなかなかハズレない。
「ちょっと様子見てくる。
あとはよろしく。」
「あっ。ちょっとおい。
賢也!」
俺はもう一人に裏方を任せて、隠れながら入り口に戻って行った。