私の生徒はヒーローで○○です【完】


えー。

「なんで五十嵐くんがここにいるのー!!?」

えっ?
えっ?

なんで?
ここはどう見ても鈴奈の家だよ?


なんで五十嵐くんがいるの?

パニックでパンク寸前の私。


「はぁー。
お前、玄関のとかで倒れてるのは覚えてるか?」


五十嵐くんが話し出す。

「う、うん。」

そこまではなんとか。

「で、なんか隣が騒がしいな。と思って見に来たら、お前が倒れてたってわけだよ!」


うん?

「隣って?」

「あ。うん。
ここの隣の部屋。あれ俺んち。」

あー。
なるほどねー。

「そういえば、前職員室きて、紙もらってたね。」

「あ、うん、それ。」
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