私の生徒はヒーローで○○です【完】



要求多すぎじゃない?


だけど今日のが一番恥ずかしいよ////。


「はい。もう一回呼んで。
言っとくけど、次はここで押したおすよ?」


はぁー!?

「ね、ね?

やっぱこんなことするより、しぜーんにさっ!

私が呼ぶまで待ってよ?

ねぇ?」

私は、必死にお願いする。

なんで、生徒にこんなことしないといけないんだろう泣


でも、名前呼ぶのも無理だし、ここで押し倒されるのもイヤなの!


「無理。

待てない。これでも俺、我慢したほうだよ。

おい。早く呼べよ。」


かっかっ顔////。

「近....い。」

言っとくけど、もう鼻と鼻当たってるっつうの!


「呼んで。呼べなかったら、分かってるよね?」


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