【完】お隣さんは泥棒さん!?


「大丈夫だ。痛いのは最初だけだから」


そう言ってお父さんはわたしを軽々と抱き上げ、寝室に連れて行った。



「お父さんやめて…?何す…んっんんっ」


わたしの言葉はお父さんのキスによって止められた。


キスをしたことがないわたしにとって、キスはただの気持ち悪いもの。

口の周りがベトベトするし変なにおいもする。



「はぁっ…お父さ…んっ」


どんなにお父さんにどいてもらおうとしても無理だった。


むしろお父さんの力が強さを増す。



「あぁ…花梨。花梨。可愛いよ。本当はずっとこうしたかったのかもしれない。なぁ、花梨」



お父さんはこの時からお父さんじゃなくなった。


一人の男として、わたしを見るようになった。





「やっ…」


「胸も大きくなったね花梨。ずっとこうしたかったんだ…」




わたしの胸にむしゃぶりつく様はまるで獣だった。


「ひっ…」



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