HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「どーぞ」
声は甘く響く私好みの声。
「失礼します…」
私は扉を開けて中に入った。
「…今日から配属になりました新入社員の羽瀬優奈です。今日は・・・」
私に背中を向けて、スマホで通話する佐野部長。
ブラインドの隙間から零れる朝の光が佐野部長の全身を包んでいた。
私は彼の見事なフォルムに息を飲んだ。
「…すまない。急な電話が入ってしまって・・・!!?」
「!!?」
佐野部長は通話を切り、私に振り返った。
互いに顔を見合わせて暫くジッと見つめ合った。
声は甘く響く私好みの声。
「失礼します…」
私は扉を開けて中に入った。
「…今日から配属になりました新入社員の羽瀬優奈です。今日は・・・」
私に背中を向けて、スマホで通話する佐野部長。
ブラインドの隙間から零れる朝の光が佐野部長の全身を包んでいた。
私は彼の見事なフォルムに息を飲んだ。
「…すまない。急な電話が入ってしまって・・・!!?」
「!!?」
佐野部長は通話を切り、私に振り返った。
互いに顔を見合わせて暫くジッと見つめ合った。