HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「インテリア室の羽瀬です。先ほど、近江さんから…」
「いいから、来なさい」
亜矢子さんは私を凄い目で睨み、腕を引っ張る。
秘書室を出て、目の前のミーティングルームに歩み寄る。ドアのプレートを使用中に変え、ドアを開けた。
「さぁ、入って」
私を先に中へと押し込めた。
「いきなり何ですか!?」
「佐野部長のコトよ!」
亜矢子さんは早口で吐き捨てる。
「佐野部長?」
亜矢子さんの口から佐野部長の名前が飛び出し、鳩が豆鉄砲を食らったように目が見開いた。
「私、佐野部長と付き合っていたの…優奈と婚約するからって別れを切り出されたのよ!!」
「いいから、来なさい」
亜矢子さんは私を凄い目で睨み、腕を引っ張る。
秘書室を出て、目の前のミーティングルームに歩み寄る。ドアのプレートを使用中に変え、ドアを開けた。
「さぁ、入って」
私を先に中へと押し込めた。
「いきなり何ですか!?」
「佐野部長のコトよ!」
亜矢子さんは早口で吐き捨てる。
「佐野部長?」
亜矢子さんの口から佐野部長の名前が飛び出し、鳩が豆鉄砲を食らったように目が見開いた。
「私、佐野部長と付き合っていたの…優奈と婚約するからって別れを切り出されたのよ!!」