HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「キスしても抱いても…貴方の思い通りにはならないから…」
「優奈お前、さては亜矢子様に何か言われたな」
「だったら何なの?」
「…亜矢子様と一度、寝たコトは正直に話す。でも、一度だけだ」
彼に何をされるか判ってるのに、足がその場に縫いとめられたように全く動かない。
彼にあっさりと頬を撫でられる。
「でも、もう10年も前の話だ…昔の俺は時間がなかった。恋愛よりもバイトと勉強で…女は性処理したい時だけ抱いた。同じ女は抱かない主義で、同じ女を二度抱いたのはお前が初めてだ」
「優奈お前、さては亜矢子様に何か言われたな」
「だったら何なの?」
「…亜矢子様と一度、寝たコトは正直に話す。でも、一度だけだ」
彼に何をされるか判ってるのに、足がその場に縫いとめられたように全く動かない。
彼にあっさりと頬を撫でられる。
「でも、もう10年も前の話だ…昔の俺は時間がなかった。恋愛よりもバイトと勉強で…女は性処理したい時だけ抱いた。同じ女は抱かない主義で、同じ女を二度抱いたのはお前が初めてだ」