HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
営業部のマドンナまで…柾史を狙っているとは彼のフェロモンの強さは恐るべし。
二人は互いに睨み合って火花を散らす。女子会は彼女たちの対立で一次会でおしまい。
私は地下鉄に続く地下道で別れ、その足で柾史のいるオフィスに引き返す。
途中、コンビニ立ち寄り、柾史に差し入れようとおにぎりと缶コーヒーを購入。
正面エントランスはしっかりと施錠され、私は裏の警備室を通って中に入った。
節電で消灯した廊下の間接照明を頼りに、インテリア室へと急ぐ。
コツコツと響く自分のパンプスの踵の音。
夜のオフィスの静寂に戸惑いながらも、インテリア室の中に入った。
「部長…」
インテリア室の奥にある執務室を訊ねる。
開いた扉から漏れる灯りとパソコンのキーを叩く音に柾史の存在を感じた。
二人は互いに睨み合って火花を散らす。女子会は彼女たちの対立で一次会でおしまい。
私は地下鉄に続く地下道で別れ、その足で柾史のいるオフィスに引き返す。
途中、コンビニ立ち寄り、柾史に差し入れようとおにぎりと缶コーヒーを購入。
正面エントランスはしっかりと施錠され、私は裏の警備室を通って中に入った。
節電で消灯した廊下の間接照明を頼りに、インテリア室へと急ぐ。
コツコツと響く自分のパンプスの踵の音。
夜のオフィスの静寂に戸惑いながらも、インテリア室の中に入った。
「部長…」
インテリア室の奥にある執務室を訊ねる。
開いた扉から漏れる灯りとパソコンのキーを叩く音に柾史の存在を感じた。