HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
椅子に座る柾史は私の方に椅子を向けて、両手を腰に伸ばした。
彼の足の間に立たされたような体勢に。
私の心臓は一層騒がしくなって内側を激しく叩く。
「ち、ちょっと!?」
柾史は私の胸許に頬を寄せる。
「美味そうな匂いがするな…俺なんてコンビニ弁当しか食ってないのに…」
柾史は恨めしく呟きながら、私の顔を下から見つめ上げた。
普段は上から見下ろされた感じて見つめられる。
彼の上目遣いの瞳に新たな魅力を見つけてドキッとした。
「し、仕事しなさいよ…」
「二人だし…イケないコトしてみる?」
「仕事は?」
「部屋に帰っても出来るさ。優奈の心臓がドキドキしてるのは俺に何か期待してんだろ?」
「ち、違います…」
柾史はギュッと抱き締めて私の胸元に頬を埋めて、加速した鼓動に耳を立てた。
彼の足の間に立たされたような体勢に。
私の心臓は一層騒がしくなって内側を激しく叩く。
「ち、ちょっと!?」
柾史は私の胸許に頬を寄せる。
「美味そうな匂いがするな…俺なんてコンビニ弁当しか食ってないのに…」
柾史は恨めしく呟きながら、私の顔を下から見つめ上げた。
普段は上から見下ろされた感じて見つめられる。
彼の上目遣いの瞳に新たな魅力を見つけてドキッとした。
「し、仕事しなさいよ…」
「二人だし…イケないコトしてみる?」
「仕事は?」
「部屋に帰っても出来るさ。優奈の心臓がドキドキしてるのは俺に何か期待してんだろ?」
「ち、違います…」
柾史はギュッと抱き締めて私の胸元に頬を埋めて、加速した鼓動に耳を立てた。