HONEY TRAP（１）~上司は身勝手な婚約者~

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私は柾史のRV車の助手席に乗り込んだ。柾史の車の助手席は私の専用シートなっていた。



ほろ酔いで少し体温の上がった身体。




柾史は車内の空調の温度を少し下げる。頬を撫でる冷房の風はひんやりしてて気持ちがいい。


私のシートベルトを確認するとゆっくりと家路に車を走らせた。



車の振動が眠気を誘い、瞼が重たくなっていく。




柾史は残業して疲れた身体。



私は女子会で飲んでほろ酔いの身体。


このまま、眠ってしまうのは柾史に悪いと思って懸命に私の瞼を襲う眠気と格闘する。



でも、眠気に負けて、ゆっくりと瞳を閉じてしまった。