HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
「どうぞ」
私はデスクの空いたスペースに淹れたてのコーヒーを置いた。
「君はインテリアコーディネーターの資格持っているようだな。autoCADは使えるか?」
「あ、はい」
インテリアコーディネーターの資格を持っていても、このご時世そんな肩書きの人は居ない。設計担当者だって取得している資格。CADのスキルは必要だとお爺様のアドバイスで身に付けた。
目の前に座る佐野部長だって、資格は持っていると思う。
「…君の実力を見る為にも、パース作成お願いするよ」
「でも、私まだ…パソコンは…」
「デスクにマイパソコンあるだろ?宇陀さんにパスワードを訊いて立ち上げて、これを頼む」
「ええ~っ!?」
佐野部長は私にパース作成を押し付けた。
「宇陀に訊いていいから、でも彼女の仕事の邪魔はするな…」
私はデスクの空いたスペースに淹れたてのコーヒーを置いた。
「君はインテリアコーディネーターの資格持っているようだな。autoCADは使えるか?」
「あ、はい」
インテリアコーディネーターの資格を持っていても、このご時世そんな肩書きの人は居ない。設計担当者だって取得している資格。CADのスキルは必要だとお爺様のアドバイスで身に付けた。
目の前に座る佐野部長だって、資格は持っていると思う。
「…君の実力を見る為にも、パース作成お願いするよ」
「でも、私まだ…パソコンは…」
「デスクにマイパソコンあるだろ?宇陀さんにパスワードを訊いて立ち上げて、これを頼む」
「ええ~っ!?」
佐野部長は私にパース作成を押し付けた。
「宇陀に訊いていいから、でも彼女の仕事の邪魔はするな…」