HONEY TRAP(1)~上司は身勝手な婚約者~
《14》デートは住宅展示場
~優奈side~
私は柾史の部屋に自分のノートパソコンを持ち込んで起動。
持田課長が出した課題に頭を悩ませる。
「ねぇー柾史…」
「俺は訊かれても何も教えない」
「ええ~っ!?」
私は頓狂な声を上げて柾史に抗議する。
「俺は昼飯作りで忙しいんだ…」
キッチンカウンター越しに見える柾史の姿。
彼はお湯の沸騰したパスタ鍋にパスタを放り込んだ。
「昼はパスタなのね…出来ればカルボナーラいいなぁー」
「たまにはお前が作れよ…」
「私…料理はまるで駄目だと最初に言いましたよ…」
「料理もダメ、洗濯も掃除もダメ…お前それでも女か?」
「いいじゃない…柾史がすれば…」
「俺はお前の上司だぞ!!」
柾史は菜箸でパスタを混ぜながら訴える。
持田課長が出した課題に頭を悩ませる。
「ねぇー柾史…」
「俺は訊かれても何も教えない」
「ええ~っ!?」
私は頓狂な声を上げて柾史に抗議する。
「俺は昼飯作りで忙しいんだ…」
キッチンカウンター越しに見える柾史の姿。
彼はお湯の沸騰したパスタ鍋にパスタを放り込んだ。
「昼はパスタなのね…出来ればカルボナーラいいなぁー」
「たまにはお前が作れよ…」
「私…料理はまるで駄目だと最初に言いましたよ…」
「料理もダメ、洗濯も掃除もダメ…お前それでも女か?」
「いいじゃない…柾史がすれば…」
「俺はお前の上司だぞ!!」
柾史は菜箸でパスタを混ぜながら訴える。